2026年秋〜2027年春、邦楽アーティストが挑む「自己最大規模」全国ツアー総まとめ
福山雅治のドーム公演から桑田佳祐の年末追加公演、あいみょんのデビュー10周年、吉井和哉の約12年ぶりツアーまで。2026年後半から2027年春にかけて邦楽アーティストが続々と発表した大規模ツアーを、世代・ジャンル横断でまとめて紹介。
海外アーティストの来日ラッシュや夏フェスに注目が集まりがちなこのシーズンだが、実は今、国内の邦楽アーティストのツアー情報がかつてないほど熱い。ベテランのソロ勢からアイドルグループ、若手シンガーソングライターまで、そろって「自身最大規模」を掲げた全国ツアーを2026年後半から2027年春にかけて予定しているのだ。
このまとめでは、世代もジャンルもばらばらな邦楽アーティストの大型ツアーを横断的にピックアップ。会場規模や公演数から見えてくる、それぞれの「今」を紹介していく。開催日順の一覧はカレンダーからも確認できる。
ドーム&スタジアムを沸かせるベテラン勢
口火を切るのは福山雅治のドームツアーだ。新作アルバム『超新星』を携えた「NISSAY PRESENTS WE'RE BROS. TOUR 2026 DOME LIVE 龍、涼風至」は、8月5日・6日の東京ドーム、8月22日・23日の京セラドーム大阪で計4公演を行う。全席指定・スマートフォンでの電子チケット発券のみという運用で、ファンクラブ「BROS.」向けの先行を経て、現在も一部会場で受付が続いている。
年末に照準を合わせるのが桑田佳祐「夏祭りツアー 2026」の追加公演。7月に開幕したツアーで実現できなかった大都市会場での公演として、12月16日・17日の愛知・日本ガイシホール、12月22日・23日の大阪城ホール、12月28日・30日・31日の横浜アリーナと、3会場・計7公演を追加した。追加分を含めると全国13カ所29公演にのぼり、ソロとしては自身最大規模のアリーナツアーとなる。公演やチケット受付の詳細は2026年秋頃に発表される予定だ。
アリーナを駆け抜けるアイドルグループ
グループ規模の拡大を数字で見せているのがアイドル勢だ。乃木坂46「真夏の全国ツアー2026」は、夏の恒例企画を全国8か所で開催。6月13日のサンドーム福井を皮切りに神奈川・北海道・広島・大阪・宮城・福岡を巡り、8月20日から23日まで恒例の明治神宮野球場でツアーファイナルを迎える。福井は同グループにとって初のライブ開催地で、全18公演という過去最大規模のツアーとなった。
同じくアリーナを舞台にするのが櫻坂46「全国アリーナツアー2026」。7月23日・24日の静岡・エコパアリーナを皮切りに、神戸ワールド記念ホール、広島グリーンアリーナ、千葉・LaLa arena TOKYO-BAY、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ、香川・あなぶきアリーナ香川と、全国の大型アリーナを巡る。5月に始まったオフィシャル先行から、グループの成長を示す規模感で注目を集めている。
節目を刻む、記念のツアー
2027年に入ると、キャリアの節目を祝う大型ツアーが控えている。まずはあいみょんの「AIMYON TOUR 2027」。メジャーデビュー10周年を記念し、2027年2月6日の神奈川・ぴあアリーナMMを皮切りに、7月11日の沖縄サントリーアリーナまで全国14都市36公演を回る。バンド編成で臨む自身最大規模のツアーで、これに先立ちデビュー記念日にあたる2026年11月30日・12月1日には日本武道館公演も予定されている。
もう一つの節目が吉井和哉「TOUR 2027 イ・キ・モ・ノ・エ・ネ・ジ・ー」だ。約12年ぶりとなる8枚目のオリジナル・フルアルバム(2026年12月9日発売)を引っ提げ、2027年2月9日の大阪・フェスティバルホールを皮切りに、仙台・名古屋・東京国際フォーラムホールAなどを巡る全国6都市7公演のホールツアー。3月18日の東京・SGC HALL ARIAKE公演で全日程を締めくくる。ファンクラブ先行は7月22日から始まっている。
若手の躍進を象徴する一本
締めくくりは、勢いに乗る若手シンガーソングライター。jo0jiの「one-man tour 2026『いかり』」は、本人にとって自身最大規模となる全国ツアーだ。11月1日の神奈川・KT Zepp Yokohamaを皮切りに、金沢・大阪・高松・広島・北海道・福岡・愛知・東京・宮城を巡り、12月19日のSENDAI GIGSまで全10公演。全国6か所のZeppを含む会場を回り、チケットはスタンディング6,000円、2階指定席7,000円。ファンクラブ「潮風交流センター」での最速先行が実施されている。
世代を超えて重なる「最大規模」
こうして並べてみると、ベテランも若手も、そしてアイドルグループも、それぞれのキャリアで「過去最大」「自身最大規模」という言葉を掲げていることに気づく。会場もドームからアリーナ、ホール、Zeppと幅広く、邦楽シーン全体が拡張フェーズにあることがうかがえる。
気になる公演があれば、各アーティストの詳細ページから会場やチケット情報をチェックしてみてほしい。開催日順の全体像はカレンダー、出演者から探したい場合はアーティスト一覧が便利だ。会場の下見やチケットの取り方に不安がある人はガイドもあわせて確認しておくとよいだろう。